
前回の記事の続きですね。
高1でやるべきことをお伝えしたので、今日は高2でやるべきことです。
記事のもくじ
- 高2で終わらせておくこと
- 目標①【共通テスト】75%取れる
- 目標②【立命館大過去問】75%取れる
高2までに終わらせておくこと
結論をまずお伝えすると、
共通テスト75%、立命館大75%どちらも取れるようにする、
の2点です。
一応残りの2教科についてはこんなかんじです。
- 英語
👉共通テスト75% - 英語以外の教科
👉文系なら国語か社会で共通テスト50%
まず英語を同志社大を解くスタート地点くらいまでに持っていくという感覚です。
残りの2教科についても基礎は終わっていることを目指します。
目標①【共通テスト】75%取れる
共通テストで7割5分となると、高3本番で受ける受験生の平均プラス10から15点超えることになります。
過去問の数が1年分しかないので、同じレベルのセンター過去問で7割5分でもOKです。
このレベルまでくると、読めない英文や解けない設問というのはかなり減っているはずです。
ちょっと大変かもです。
でも、同志社大の現役合格(英語で8割以上を確実)になると、
高2でこのレベルくらいはマストで到達してもらいたいです。
各大問の構成をまとめてみます。
河合塾の英語(リーディング) 分析を参照してみてください。
- 大問1…10点
- 大問2…20点
- 大問3…15点
- 大問4…16点
- 大問5…15点
- 大問6…24点
大問が後ろにいけばいくほど長くなっていきます。
前半大問3までの短い問題で各大問1問ミスまで9割得点することが大事です。
文章が短い分、部分をしっかり読めることができれば得点できます。
大問4以降については自身が解きやすいと感じる大問を優先して得点していくと良いです。
合計75%しっかり取れるように時間配分や、
大問ごとの目標点数を設定しましょう。
高2の1年間は共通テスト・センター過去問で75%安定して取れるようにする、
が最大の目標になります。
目標②【立命館大過去問】75%取れる
次に関関同立の中でも英語が最も優しい立命館大の英語の過去問を取れるようにしていきます。
産近甲龍レベルの過去問が終わっていたら、あまり難しくは感じないはずです。
では、大問構成を見ていきます。
- 大問1,2…長文問題
- 大問3,4,5…会話・文法問題
関関同立の中でも会話や文法問題の比率が大きく、
長文問題も比較的短いので、解きやすいと感じる人が多いはずです。
やっておきたい300やセンター過去問を何度も解いて練習してから、
立命館大の過去問を本番として解いてみてください。
高2: 対策①英単語教材
システム英単語です。
高1までにBasicを終わらせて高2は標準レベルの方に移ります。
最初の方はBasicと同じ単語が多いので、途中からスタートできるはずです。
この教材1冊で関関同立まで対応可能です。
京阪神の難関国立や、早慶上智レベルになると、もう1冊必要になります。
1000単語より少し先くらいまでを8割方覚えておくと単語で困ることはほとんどありません。
単語は毎日コツコツ、単語テストを繰り返しながら覚えてくださいね。
高2: 対策②長文読解教材(速読)
速読英単語必修編です。
高1までに精読の練習をして、高2からは速くかつ正確に文章を読む練習をします。
時間を測って音読やシャドーイングを毎日少しずつしておきましょう。
もともとは英単語教材なので、英単語を覚える補助教材としても有効です。
問題を解いていて、本文や設問で訳ができなくて失点することが多い場合は、
高1で扱っていた精読を徹底するようにしてください。
後ろからさかのぼって訳すのではなく、
前から前からどんどん意味を取っていく練習になります。
高2: 対策③長文読解教材(応用)
過去問を解く前に長文読解の練習をします。
市販されている教材で特におすすめは「やっておきたいシリーズ」です。
300, 500, 700, 1000と語数でレベル分けされています。
やっておきたい500がちょうど立命館大のレベルくらいです。
今後、同志社大を解くためには700までやることになります。
高2: 対策④実践問題(過去問)
速読力を付け、本番と同じくらいのレベルの長文対策教材を扱ったら、
ついに実践問題になります。
共通テストと立命館大の過去問はどちらもタイプがかなり違います。
- 共通テスト
👉速く正確に読むスキルが求められる - 立命館大過去問
👉文法問題も出題されるので幅広いスキルが求められる
速読力が高い人は共通テストから解くと良いです。
文法問題で確実に点数をかせぎたい人は立命館大から解くのがおすすめです。
まとめ: 高2までで関関同立の過去問で自信をつけよう
2日にわたって同志社大の英語の対策をまとめてみました。
1年生の終わりで実際の過去問で合格点を取るという、
かなりハイペースな計画になっています。
しかし、これくらいのペースでやっていかないと、
関関同立で100%の確率で現役合格をするのは難しいです。
高3になったときに残りの2教科をやりながら、英語も上げていくのと、
高2までに英語が8割方終わっているのとでは、気持ちの面で全然違います。
1番大変な英語がほとんど終わっているという事実は、
受験を本当に楽に感じさせてくれます。
今の学年が1年生、もしくは、2年生の人は今回の記事を参考に、
志望校合格までに何をすべきかもう一度計画してみて、頑張ってみてください。