記事のもくじ
- 関西難関国立大学3校
- 関西主要国立大学4校
- 関西主要公立大学5校
こんにちは。桝形学習教室の室長の山川です。
当教室では共通テスト対策は高1からすぐ解けるようになるために中学から英語をコツコツ対策してもらっています。基礎がある程度固まった段階ですぐ本番の問題を解く練習をします。
今年受験の受験生の共通テスト対策もたくさん見てきたので、この記事も役立つ情報になっているはずです。
京都にある学習塾なので、距離的に近い大学を優先してまとめています
【前提】今まで通りの対策で基本OK。だけど大学によっては対策を

質問の答えとしては「今までと比べて少しリスニングに重きを置いたほうがいい(かも)」です。
配点比率が、R(リーディング)100点:L(リスニング)100点の「1:1」ではない大学がほとんど。
しかし、大学側が自由に配点比を決めることができるようになったので、
センター試験の時よりはリスニングの得点比が上がっている可能性があります。
事前に要チェック!大学によってリスニングの配点が異なる
こちらの駿台のウェブサイト(PDF)から引用して配点をまとめていきます。
関西難関国立大学3校

京都大 | R3 : L1(リスニング比33%) 👉13%UP |
大阪大 | R3 : L1(リスニング比33%) 👉13%UP |
神戸大 | R4 : L1(リスニング比20%) 👉センター試験と変わらず |
京大、阪大は13%ほどアップしています。
この2校を考えている人はリーディングの対策をしつつ、
リスニング対策も片手間でいいのでやっていく必要がありますね。
関西主要国立大学4校

滋賀大 | ①データサイエンス R4 : L1(リスニング比33%) 👉センター試験と変わらず ②経済 R3 : L1(リスニング比33%) 👉13%UP ③教育 R1 : L1(リスニング比50%) 👉30%UP |
京都教育大 | R4 : L1(リスニング比20%) 👉センター試験と変わらず |
京都工芸繊維大 | R4 : L1(リスニング比20%) 👉センター試験と変わらず |
大阪教育大 | R1 : L1(リスニング比50%) 👉30%UP |
滋賀大の教育、大阪教育大のリスニング比が1:1です。
教育学部への進学を考えている人はリスニングが得意かどうかで、
志望校を選ぶことも大切になってきます。
関西主要公立大学5校

京都市立芸大 | R7 : L3(リスニング比20%) 👉10%UP |
京都府立大 | ①公共政策 R10 : L1(リスニング比9%) 👉11%DOWN ②R4 : L1(リスニング比20%) 👉センター試験と変わらず |
大阪市立大 | R3 : L1(リスニング比33%) 👉13%UP |
大阪府立大 | R4 : L1(リスニング比20%) 👉センター試験と変わらず |
神戸市外国語大 | R4 : L1(リスニング比20%) 👉センター試験と変わらず |
京都府立大はセンター試験よりも下がっています。
また、大阪市立と大阪府立は合併して大阪公立大に来年度入試から変わります。
まとめ: 受験大学によってリスニング配点比は異なるので要注意
さて、どうだったでしょうか。
思ったよりセンター試験から変わりがないように見えるのではないでしょうか。
最難関校で言うと、京大、阪大を目指す人は配点比が13%と上がっているので
対策を少しずつやっておく必要がありますね。
地方国公立で言うと、滋賀大の教育学部と大阪教育系のリスニング比が30%も上がっています。
この2校を考えている教育系志望の人はリーディングと同じくらいの対策量でバランスを取っていく必要があります。
また別の記事で書く予定ですが、リスニング点数はリーディングの点数に比例して伸びやすいです。
特別な対策をしなくても得点が取れる場合があります。
まだ共通テストのリスニングを試したことがない人は一度やってみてくださいね。