こんにちは。室長の山川です。
今日は高1生向けに大学入試の英語の対策方法を解説します。
大学入試では理系でも文系でも90%以上の確率で英語が最も配点が高いです。
そのため、英語は大学受験でも最も大切な教科と言えます。
今高1の人は高2から実践問題を扱えるようにするために今のうちから少しずつやりましょう。
英語は大きく分けて3つの対策をすればOK
はい、では順を追って説明していきます。
まず、英語対策は大きく分けて3つあります。
- センターレベルまでの英単語を覚える
- 長文を読むための基本英文法を終わらせる
- 学校教科書レベル → センターレベル → 第一志望校レベルまでの長文対策
対策1から対策3がありますが、どれも同じ割合で対策をしていくのではありません。
対策3がスムーズにできるように対策1と2を先に終わらせるというイメージです。
では、具体的に対策内容を書いていきますね。
高1前半:4月〜9月頃までの英語対策
リードAで基本文法を毎週やっていきましょう。前半の9月末までに終わらせられたら最高ですね。
単語についてはシステム英単語のBasicでOK。全部で1500単語。
これを全部やったら2年生から始まるセンター過去問で困ることがほぼありません。
リードAは週に1章ペースで進めたらOK
全部で23章ありますが、メインの基本文法は16章までになります
- 1章から16章まで👉「長文を読むため」に必要な超基本文法
- 17章から23章まで👉「文法問題を解くため」に必要な基本文法
1章から16章まではどの問題が出ても解けるようにしてください。
リードAはSTEPAとSTEPBに分かれています。
STEPAは中学内容も多く、自分で事前に予習できるくらいです。塾の授業ではSTEPBをメインにやってもらうといいでしょう。
リードAの目標正答率は7割から8割
慎重な方は8割目指してください笑
センター過去問の演習をする時に未定着範囲があったら、また復習で対策する必要があるので、そこまで正答率にこだわる必要はありません。
ただ英語長文を正確に読むだけであったら16章まででOK
ちなみに、後半の17章から23章については文法問題を解くために必要な基本文法になります。
センター過去問では大問2のAで英文法の4択問題が出題されています。それを解くためには必要な章になるので、センター過去問対策が始まるまでにはやっておくといいでしょう。
高1後半:10月〜3月頃までの英語対策
10月からはセンター過去問の長文問題を読むための精読の練習をします。
精読とは、短文をしっかり訳す特訓。
それをすることで、英語の構文構造やリードAで学習した基本文法がどう長文に応用されているか確認できます。
使用教材は入門英文問題精講の1択
これほど完成した教材は今のところありません。
センター過去問が7割以上現状で取れている方でも学べることがたくさんある良書です。
高1終わりまでゆっくり取り組んでもらってOK
どんどん進みたい人は12月の年内までに塾の授業や自習で約70題全て終わらせてください。
新年からセンター過去問取り組んだらかなり早いほうです。
前半で全て終わらせられなかったリードAやシステム英単語Basicの続きも並行してやってください。
まとめ
高1終わりまでにリードA、システム英単語、入門英文、この3教材をカンペキにしておけば言うことありません。
今英語の対策に迷っている人がいたら、以下のことができているかチェックしてみてください。
- □ センターレベルの基本英単語はマスターしたか
- □ 学校で学習するような基本英文法はマスターしたか
- □ 精読教材に取り組んだことがあるか
高2からのセンター過去問対策はどこを受験するにしても必須。(次回の記事でセンター過去問についてはまとめます)
スムーズにレベルアップするためにも高1の間に今日紹介した3教科を取り組み、高2へ準備をしておきましょう。